专利摘要:
ダイ・オン・ダイアセンブリは、第1ダイ(10)と第2ダイ(50)とを有する。第1ダイ(10)は、第1接触延出部(28,42)を有するとともに第1ダイ上を第1高さだけ延びるペグ(32,44,45)を有する。第2ダイは、第1接触延出部に連結する第2接触延出部(68)を有するとともにペグを囲む第2ダイ上を第2高さだけ延びる収容部(62)を有する。ペグは収容部を超えて延びる。ペグが収容部を超えて延びるので、第1及び第2ダイ間の横方向の移動は、ペグを収容部に接触させるとともに、同ペグが収容部によって制限されることになる。ペグ及び収容部はこのように第1及び第2ダイ間の移動を拘束するのに有用である。
公开号:JP2011508451A
申请号:JP2010540740
申请日:2008-12-10
公开日:2011-03-10
发明作者:チャタジー、リトウィック;ケイ. ポズダー、スコット
申请人:フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド;
IPC主号:H01L25-065
专利说明:

[0001] 本開示は概して半導体装置に関し、より詳細には収容部を有する三次元半導体ダイ構造及び方法に関する。]
背景技術

[0002] 金属と金属、ダイとダイとの相互接続箇所を形成するとき、配置不整合を考慮して、各ダイの対応するパッドは一方が他方を覆うのに十分な大きさを有する。同じようなサイズの複数の大きなパッドでは、錫(Sn)のような接合金属はダイの表面を流れることができ、よって短絡することを意図していない近接する相互接続箇所が短絡してしまう。]
[0003] ダイを持ち上げてウエハ上に配置した後、及びウエハレベルでのダイの同時接合中に、ダイが動いてしまうという課題がある。ダイの移動は、熱圧着ダイとウエハとの接合中に接続箇所と接続箇所との短絡または不整合開口の原因と成り得る。]
[0004] したがって、上述したような、当該技術における課題を解消する改善された方法及び装置の必要性がある。
本発明は、例によって示されるとともに同様の参照符号が同様の構成要素を示す添付の図面によって限定されるものではない。図面における要素は単純さ及び明確さのために例示されており、必要以上に寸法を考慮するものではない。]
図面の簡単な説明

[0005] 本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における様々な工程中の第1ダイアセンブリの部位の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における様々な工程中の第1ダイアセンブリの部位の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における様々な工程中の第1ダイアセンブリの部位の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における様々な工程中の第1ダイアセンブリの部位の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における様々な工程中の第1ダイアセンブリの部位の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における他の工程中の第2ダイアセンブリの部位の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における他の工程中の第2ダイアセンブリの部位に対する第1ダイアセンブリの部位の配置の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における他の工程中の第2ダイアッセンブリの部位との第1ダイアセンブリの部位の熱圧着接合の断面図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における第1ダイアセンブリの部位と第2ダイアッセンブリの部位との隣接面の上下図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体構造における使用のためのより詳細な第1ダイアセンブリのペグ部及び第2ダイアセンブリの収容部のダイアグラム図。
本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体構造における使用のためのより詳細な第1ダイアセンブリのペグ部及び第2ダイアセンブリの収容部のダイアグラム図。]
実施例

[0006] 本開示の実施形態は、ウエハスケールでの高スループットダイ接合のための配置位置の整合要求に適合及び/または越える方法及び装置を利便的に提供する。本開示の実施形態が存在しない限り、フラックス剤を有するか有さない、エポキシ、ワックスまたは他の有機接着剤のような接着剤が接合までの仮ダイ装着のために用いられるときに、ダイはウエハ上でずれてしまう。しかしながら、本開示の実施形態は、接合までの仮ダイ装着のウエハ上でのこのような望ましくないずれを解消する。]
[0007] 一実施形態によれば、方法及び装置は、ここで記述するように、配置及び接合工程中にペグが位置する空間から出る有機接着剤の流れを利便的に許容するペグ(45)と収容部(62)とを含む。本開示の実施形態にかかる方法は、互いに噛み合った部位がダイとウエハとの接続を形成するランド特徴部よりも領域において小さくなるように、非対称サイズの電気めっきしたペグまたはパッドをダイ及びウエハ上に形成することを含む。一実施形態において、相互に組み合わされた初期的には接触しない銅ペグ及びパッド構造は、フラックス剤を備えるかまたは備えないワックスまたはエポキシのような仮接着剤が接合前にダイを保持すべく用いられるとき、ダイ配置に対する停止部として利便的に作用する。さらに、銅ペグ及び収容部は、熱圧着接合工程中のダイ配置を停止すべく作用する。実施形態は、工程ロバスト性及び向上されたダイ対ウエハ配置を提供する。さらに、本開示の実施形態は、積層された、ダイ上のダイ、ウエハ上のダイ及びウエハパーツ上のウエハ、のために用いられることができる。]
[0008] 図面を参照すると、図1〜5は本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における様々な工程中の第1ダイ10の部位の断面図である。図1において、第1ダイ10は、アクティブデバイス及び相互接続部を有する半導体ダイ構造12の部位を含む。半導体ダイ12は、アクティブデバイスを有するどのような半導体ダイをも含むことができる。電気的導電部またはアクティブ接触パッド14は、16を介した金属化を手段として、下方にある相互接続部及び/またはアクティブデバイスに連結する。接触パッド14は、半導体ダイ12のための外部接触部を備え、どのような好適な金属をも含むことができる。一実施形態において、接触パッド14はCuを含む。パッシベーション層18は、半導体ダイ12の層間誘電体(ILD)層の頂面に載置される。パッシベーション層18は、接触パッド14の一部位を覆うが、接触パッド14の他の部位を露出させる。パッシベーション層18は、約0.25μmから2.0μmの厚みを有するどのような好適なパッシベーション層をも含む。例えば、パッシベーション層18は、一つ以上のSiOx、SiN、SiON、有機フィルム、または好適な方法により形成されたそれらの組み合わせを含むことができる。] 図1 図2 図3 図4 図5
[0009] シード層20は、パッシベーション層18の頂面及び接触パッド14の露出部の上に載置されるように形成される。一実施形態において、シード層20は、バリア部及びシード層部を含む。バリア層部は、シード層部に先立って被着される。例えば、シード層20は、バリア部を有するCuシード層部を含むことができ、バリア層部はTiW、TiN、W、または他の好適なバリア材を含むことができる。バリア材は、背面側を接触パッド14中に拡散することによって載置された金属の望ましくない拡散を防ぐことができる。シード層20のバリア層部は約0.1〜1.0μmの厚さを含むことができ、シード層20のシード層部は約0.1〜1.0μmの厚さを含むことができ、シード層20の合計厚さは約0.2〜2.0μmの間となる。シード層20は、例えば物理気相成長法(PVD)または化学気相成長法(CVD)のようなどのような好適な技術をも用いて形成されることもできる。]
[0010] 図1を参照すると、パターン化フォトレジスト22がシード層20の頂面に載置されるように形成されている。パターン化フォトレジスト22は、それまでパッシベーション層18の開口によって露出されていて、それまで露出されていた接触パッド14の上に載置されたシード層20を有する接触パッド14の部位の上に位置する第1開口24を含む。パターン化フォトレジスト22はシード層20の他の部位の上に載置された第2開口26を含み、第2開口は第1開口の対応する断面寸法よりも小さい断面寸法を有する。パターン化フォトレジスト22は、公知のリソグラフィック技術によって形成されたどのような好適なフォトレジストをも含み、約13〜25μmの厚さ、またはこれから形成されるめっき接点及びめっきペグ部よりも少なくとも1ミクロン(1μm)薄い厚さを含むことができる。] 図1
[0011] 図2を参照すると、盛り上がった隅部30を有するめっき接点部28及びめっきペグ部32を形成すべく図1の開口24及び26に好適なめっき技術を用いて金属が被着される。めっき接点部28の盛り上がった隅部30は、シード層20の角及び接触パッド14の上に載置されたパッシベーション層18の上をめっきした結果として起こる。一実施形態において、めっき接点部28は、好適な二次元形状のマイクロパッドを備える。マイクロパッドは典型的なフリップチップ寸法の一部分である。めっき金属は、与えられたダイアセンブリ応用のための、例えばCuのようなどのような好適な金属をも含む。好適なめっき技術は、当該技術において公知のどのような電気めっきまたは無電解めっき技術をも含むことができる。] 図1 図2
[0012] 一実施形態において、めっき接触パッド28は、約15〜54μmの幅寸法を含む。加えて、めっき接触パッド28は、参照符号29で示された量だけパッシブ層18上に載置されたシード層20上を延びる高さ寸法を含み、高さ寸法は例えば約5.0μmである。加えて、めっき接触パッド28の厚さは、以下でさらに説明されるように、めっき接点パッド28(例えばCu)の最上部の金属間の組成(例えばCu3Sn)に対して、上に載置された金属(例えばSn)を消費するのに十分であるべきである。同様にして、一実施形態において、めっきペグ部32は、約4〜13μmの幅寸法を含む。加えて、めっきペグ部32は、参照符号33で示された量だけパッシブ層18上に載置されたシード層20上を延びる高さ寸法を含み、高さ寸法は例えば約5.5μmである。一般的に、高さ33は、高さ29よりも約0.5μmだけ大きいことが望ましい。さらに、めっきペグ部32の面積に対するめっき接点部28の面積の比は、約2.75:1〜36:1である。]
[0013] 図3を参照すると、金属間化合物を形成するのに用いられる金属が、めっき接点部(またはマイクロパッド)28及びめっきペグ部32の頂面を覆う好適な技術を用いることによって被着される。めっき接点部28上に載置される金属は参照符号34で示され、めっきペグ部32上に載置される金属は参照符号36で示される。一実施形態において、金属34及び36はSnを含む。付加的な金属は、与えられたダイアセンブリ応用の要求によって選択されたインディウム,金、銀、銀−銅合金、鉛−錫、半田付け材料、またはそれらの組み合わせを含むことができる。金属34及び36を被着させるための好適な技術は、当該技術において公知のどのような好適な電解めっきまたは滴下めっき工程をも含むことができる。] 図3
[0014] 金属34及び36の形成に続き、パターン化フォトレジスト22は、好適な技術を用いて、例えば好適な湿式ストリップまたは乾式エッチを用いて除去される。パターン化フォトレジスト22の除去により、めっき接触パッド28及びめっきペグ部32の外側の領域におけるシード層部及びバリア層部を含むシード層20の部位が露出する。パターン化フォトレジスト22の除去に続き、シード層20の露出部は好適なエッチまたはストリップを用いて除去され、シード層除去によって露出されためっき接触パッド28及びめっきペグ部32の側壁はわずかに酸化される。図4に示されるシード層20は、めっき接触パッド28及びめっきペグ部32の下に残っている。加えて、シード層20の除去は、めっき接点部28及びめっきペグ部32の下部を少し切り取ることとなり、張り出し領域38及び40がめっき接点部28及びめっきペグ部32の上部外周の周りのそれぞれ、及び対応する金属層34及び36の下方のそれぞれに形成される。すなわち、張り出し領域38及び40は、金属34及び36の片持ち梁部にそれぞれ対応する。] 図4
[0015] 一実施形態において、金属層34及び36のそれぞれ張り出し領域38及び40は、下にあるめっき金属から約1μmの量だけ張り出す。加えて、シード層20の部位の露出部を除去する工程中に、めっきペグ部32は幅が減少させられる。一実施形態において、めっきペグ部32は約2.0〜12μmの間の幅寸法に減少させられる。]
[0016] 図5を参照すると、図4の構造は、金属34及び36をリフロー後金属42及び44にそれぞれリフローするのに十分な高速熱アニールに供される。アニールは、めっき接触パッド及び薄くなったペグ部32上において金属の所望のリフローを行なうとともに金属間化合物の生成を最小とするのに十分である。幅が広い寸法のめっき接触パッド28及び所望のリフローの結果、部位の頂面上に載置された金属34は、アニール中に略アーチ形状42に変形する。幅が狭い寸法の薄くなったペグ部32及び所望のリフローの結果、部位の頂面上に載置された金属36は、アニール中に略球形状44に変形する。減少幅ペグ部32及び金属44上に載置されたリフローされた球体は共に、図7及び8を参照して以下でさらに記述するように、ダイアセンブリ10のダイアセンブリ50に対する移動を制限するためのペグ45を形成する。] 図4 図5 図7
[0017] 一実施形態によれば、略球形状44は、最小で約4μm2〜最大で約144μm2間の断面積によって特徴付けられている。加えて、めっき接触パッド28及びリフローされた金属42は、パッシベーション層18の上を延びる参照符号46によって示される量の高さ寸法、例えば約8.0μmを含む。同様に、一実施形態において、めっきペグ部32及びリフローされた金属球体44は共に、パッシベーション層18の上を延びる参照符号48によって示される量の高さ寸法、例えば約10.5μmを有する。一般的には、高さ48は、高さ46よりも約2.0μm〜2.5μmだけ大きいのが望ましい。]
[0018] 図6は、本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における他の工程中の第2ダイアセンブリ50の部位の断面図である。図6において、第2ダイアセンブリ50は、図5の第1半導体ダイ部10と同様の特徴を含み、同様の態様によって形成され、ここに示す差異を有する。第2ダイアセンブリ50は、半導体ダイ52を含む。半導体ダイ52はアクティブデバイスを有するどのような半導体ダイをも含むことができる。電気的導電部またはアクティブ接触パッド54は、56を介した金属化を手段として、下方にある相互接続部及び/またはアクティブデバイスに連結する。接触パッド54は、半導体ダイ52のための外部接触部を備え、どのような好適な金属をも含むことができる。一実施形態において、接触パッド54はCuを含む。パッシベーション層58は、半導体ダイ52の層間誘電体(ILD)層の頂面に載置される。パッシベーション層58は、接触パッド54の一部位を覆うが、接触パッド54の他の部位を露出させる。パッシベーション層58は、約0.25μmから2.0μmの厚みを有するどのような好適なパッシベーション層をも含む。例えば、パッシベーション層58は、一つ以上のSiOx、SiN、SiON有機フィルム、または好適な方法により形成されたそれらの組み合わせを含むことができる。] 図5 図6
[0019] シード層60は、パッシベーション層58の頂面及び接触パッド54の露出部の上に載置されるように形成される。一実施形態において、シード層60は、バリア部及びシード層部を含む。バリア層部は、シード層部に先立って被着される。例えば、シード層60は、バリア部を有するCuシード層部を含むことができ、バリア層部はTiW、TiN、W、または他の好適なバリア材を含むことができる。バリア材は、背面側を接触パッド54中に拡散することによって載置された金属の望ましくない拡散を防ぐことができる。シード層60のバリア層部は約0.1〜1.0μmの厚さを含むことができ、シード層60のシード層部は約0.1〜1.0μmの厚さを含むことができ、シード層60の合計厚さは約0.2〜2.0μmの間となる。シード層60は、例えば物理気相成長法(PVD)または化学気相成長法(CVD)のようなどのような好適な技術をも用いて形成されることもできる。]
[0020] 図6を参照すると、めっき接触パッド(またはマイクロパッド)68に加えて収容部の要素64及び66を含む収容部62は、図2〜4のめっきペグ部32及びめっき接触パッド(またはマイクロパッド)28と同様の態様によって形成される。特に、金属は好適なめっき技術を用いて対応するパターン化フォトレジスト(図示せず)の開口内に被着され、盛り上がった隅部を有するめっき接点部68と、収容部62のめっき特徴要素64及び66とが形成される。収容部62のめっき特徴要素64及び66は、以下で図10及び11に関連して説明される量だけ互いに離間する。マイクロパッド68及び収容部62のめっき金属は、与えられたダイアセンブリ応用のための、例えばCuのようなどのような好適な金属をも含む。好適なめっき技術は、当該技術におけるどのような電気めっきまたは無電解めっき技術をも含むことができる。] 図10 図2 図3 図4 図6
[0021] 一実施形態において、めっき接触パッド68は、約15〜54μmの幅寸法を含む。加えて、めっき接触パッド68は、パッシブ層58上に載置されたシード層60上を延びる高さ寸法を含み、高さ寸法は例えば約5.0μmである。加えて、めっき接触パッド68の厚さは、以下でさらに説明されるように、めっき接点パッド68(例えばCu)の最上部の金属間の組成(例えばCu3Sn)に対して、上に載置された金属(例えばSn)を消費するのに十分であるべきである。同様にして、一実施形態において、収容部62の特徴要素64及び66は、約4〜13μmの幅寸法を含む。加えて、収容部62の特徴要素64及び66は、パッシブ層58の上に載置されたシード層60の上を約5.5μmの量だけ延びる高さ寸法を含む。一般的に、収容部62の特徴要素64及び66に関する高さは、めっき接点部またはマイクロマッド68の高さよりも約0.5μmだけ大きいことが望ましい。さらに、収容部62の特徴要素64及び66の少なくとも一方の面積に対するめっき接点部68の面積の比は、約2.75:1〜36:1である。]
[0022] 図7は、本開示の一実施形態にかかる収容部62を有する三次元半導体ダイ構造の製造における他の工程中の第2ダイアセンブリ50の部位に対する第1ダイアセンブリ10の部位の配置の断面図である。特に、予め決定された量の好適な材料70がダイアセンブリ50の表面上の所定位置に供給され、ダイアセンブリ10をダイアセンブリ50の上に配置することによって材料70が二つのダイアセンブリ間に供給される。材料70の供給は、例えば二つのダイアセンブリ間の材料の毛細管作用、ダイアセンブリ間の材料の圧縮、または他の態様の結果として起こる。材料70は、例えば好適なワックス材料、またはエポキシのような一つ以上の有機接着剤を含むことができる。材料70は空気を含んでもよい。これに続く処理工程において、材料70は、以下の図10及び11の説明と関連してより理解されるであろう蒸発のような好適な技術によって除去されてもよい。] 図10 図7
[0023] ダイアセンブリ10をダイアセンブリ50の上に配置することは、マイクロパッド28をマイクロパッド68の上に配設することを含む。加えて、ペグ45は収容部62の要素64及び66間の領域に配置される。ペグ45の高さは対応するパッシベーション層18上においてマイクロパッド28及びリフロー金属42の組み合わせ高さよりも大きくなっており、収容部62の要素64及び66の高さはマイクロパッド68の高さよりも大きくなっている。よってダイアセンブリ10をダイアセンブリ50の上に配置すると、例えば図7に示すようにペグ45の先端は収容部62の要素64及び66の先端よりも下方に延びる。その結果、第1ダイアセンブリ10を第2ダイアセンブリ50の上側に配置することによって、第1ダイアッセンブリ10は、第2ダイアセンブリ50に対して横方向に移動する自身の能力が制限される。] 図7
[0024] 特に、第1ダイアセンブリ10が図7の右手側に移動するなら、ペグ45が収容部62の要素66に物理的に接触するときに自身の移動は制限されるであろう。加えて、第1ダイアセンブリ10が図7の左手側に移動するなら、ペグ45が収容部62の要素64に物理的に接触するときに自身の移動は制限されるであろう。加えて、一方のダイアセンブリの他方に対する移動は、二つのダイアセンブリ間に材料70が存在する結果、液的に緩衝される。] 図7
[0025] 図8は、本開示の一実施形態にかかる収容部62を備える三次元半導体ダイ構造76の製造における他の工程中の第2ダイアッセンブリ50の部位との第1ダイアセンブリ10の部位の熱圧着接合の断面図。第1ダイアセンブリ10を第2アセンブリ50の上側に配置することに続き、連結された構造は、熱圧着接合の技術において公知の好適な設備及び処理を用いて、熱圧着接合によって処理される。一般的には、第1ダイアセンブリ10を第2ダイアセンブリ50の上側に配置する位置は、熱圧着接合の位置とは異なる物理的位置において起こる。配置位置から熱圧着接合位置への移動中、配置された第1ダイアセンブリ10は第2ダイアセンブリ50に対して横方向に移動するかもしれないが、このような横方向の移動は第1ダイアセンブリ10のペグ45が第2ダイアセンブリ50の収容部62内に存在することによって限定される。] 図8
[0026] 熱圧着接合中、第1ダイアセンブリ10は、第2ダイアセンブリ50に対して有機材料70を移動させるとともに所望の接合が起こることを許容するのに十分な量によって圧縮される。例えば、一実施形態において、接合圧は約4.5psi〜27psiである。他の実施形態において、接合力は200mmウエハのために約1000〜6000ニュートンを備える。加えて、熱圧着接合の熱部は、処理中に温度を金属間化合物が生成されるのに十分な所望のレベルまで上昇させることを含む。一実施形態において、接合金属はSnを含み、対応するめっきパッド(またはマイクロパッド)はCuを含む。このような例において、熱圧着接合のための温度は、Snを溶解してCu3Sn及びCu6Sn5の金属間化合物を生成すべく、232℃よりも高くする。]
[0027] 言い換えると、熱圧縮により、図7のリフロー金属42と第ダイアセンブリ10のマイクロパッド28及び第2ダイアセンブリ50のマイクロパッド68との間で形成された金属間化合物が、特に図8の金属間化合物72となる。図8はまた、第2ダイアセンブリ50に対して横方向に移動した第1ダイアセンブリ10の例を示しており、移動は収容部62の要素66に接触しているペグ45によって制限されている。その結果、加えて、熱圧縮によりペグ45の薄くなったペグ部32上のリフロー金属44が、第1ダイアセンブリ10のリフロー金属44と薄くなったペグ部32との間及び図7の第2ダイアセンブリ50の要素66との間で金属間化合物を形成することになり、特に図8の金属間ボンド74となる。金属間化合物72及び74の組成は、第1ダイアセンブリ10及び第2ダイアセンブリ50の対応する部の金属を消費することになる。] 図7 図8
[0028] 図9は、本開示の一実施形態にかかる収容部を有する三次元半導体ダイ構造の製造における第1ダイアセンブリ10の部位と第2ダイアッセンブリ50の部位との隣接面の上下図である。特に、第1ダイ部10及び第2ダイ部50の隣接捕捉面は分割して示され、さらに符号77によって示される。第1ダイ部10の面はマイクロパッド28及び82(上側に載置されたリフロー金属は図示せず)、ペグ45及び78を含み、マイクロパッド82及びペグ78は前述したマイクロパッド28(上側に載置されたリフロー金属を有する)及びペグ45とそれぞれ同様である。図5に示された断面は、図9の第1ダイ部10の5−5線に沿っている。第2ダイ部50の面はマイクロパッド68及び84、収容部62及び80を含み、マイクロパッド84及び収容部80は前述したマイクロパッド68及び収容部62とそれぞれ同様である。図6に示された断面は、図9の第2ダイ部50の6−6線に沿っている。隣接面の一方が他方の上に配置されると、マイクロパッド28(図9において図示されないリフロー金属42を有する)はマイクロパッド68に載置され、マイクロパッド82(図9において図示されないリフロー金属42を有する)はマイクロパッド84に載置され、ペグ45は収容部62内に配設され、ペグ78は収容部80内に配設される。ペグ及び収容部を第1及び第2ダイアセンブリ間に有する結果、第1ダイ部の第2ダイ部に対する配置及びそれに続くいかなる移動も、例えば境界86によって画定される領域を伴う。] 図5 図6 図9
[0029] 図10及び11は、本開示の一実施形態にかかる収容部を含む三次元半導体構造における使用のためのより詳細な第1ダイ部10のペグ部45及び第2ダイ部50の収容部62のダイアグラム図である。特に、図10は、薄くなったペグ部32(図示の軽減のために図示されない載置されたリフロー金属44を有する)を備えるペグ45の上下図を提供する。図10はさらに、収容部62の上下図を提供する。前述したように、収容部62は、要素64及び66を備える。収容部62は、要素64及び66と性質が同様の要素88,90,92,94,96,及び98を含む。図10の図は、ペグ45と収容部62の囲い要素との間の所望の間隔をさらに示す。特に、収容部62の要素間で略中央にしたい場合、持ち上げられて部位64,66,88,90,92,94,96及び98を含むダイ部に配置されるときに、ペグ45は矢印100及び102で示されるように収容部からペグ45を含むダイ部の配置ずれだけ離間する。ペグ45及び要素64,66を含む図7に示された断面の部位は、図10の7−7線に沿っている。] 図10 図7
[0030] 図10をさらに参照すると、要素64,88,90,66,92,94,96及び98は、近接するそれらの一つ同士が有機接着材料の進入及び退出を可能とするのには十分であるが、近接するそれらの一つ同士の間をペグ45が通り抜けるのには不十分である量だけ離間している。したがって、ペグ45は、収容部62の要素64,88,90,66,92,94,96及び98によって確定される包含領域99内での移動に制限される。粘性材料の進入は、参照符号104で示されるように、収容部の二つの近接する要素を越える及び/または要素間のどのような方向からも起こり得る。さらに、粘性材料の退出は、例えば参照符号106及び108で示されるように、粘性材料の進入と衝突しないどのような方向においても起こり得る。粘性材料は、前述したような有機粘着材料70に相当する。] 図10
[0031] 図11は、図10に示されるのと同様のペグ45及び収容部62の上下図を提供し、次の相違点を有する。図11において、ペグ45は収容部62に対してずれるかまたは移動する。特に、ペグ45は収容部62の右手側に移動するが、要素66及び92の存在によってさらに右手側に移動することが妨げられる。上述のように、収容部の近接する要素間の空間は、有機接着材料の進入及び退出には十分であるが、ペグ45が収容部の境界99を越えて移動するには不十分である。粘性材料の進入は、参照符号104で示されるように、収容部の二つの近接する要素を越える及び/または要素間のどのような方向からも起こり得る。さらに、粘性材料の退出は、例えば参照符号108及び110で示されるように、粘性材料の進入と衝突しないどのような方向においても起こり得る。図11において、前の図10の退出106は、要素66及び92に近接するペグ45の存在によって阻まれる。さらに、ペグ45及び要素64,66を含む図8に示された断面の部位は、図11の8−8線に沿っている。] 図10 図11 図8
[0032] 収容部62の要素64,88,90,66,92,94,96及び98の数及び構成は図に示したものと異なっていてもよい。特定の寸法、構成または配置、及び近接する要素同士の相互間隔は、ここで開示するように収容部を有する与えられた三次元半導体ダイ構造の要求に応じて選択されることができる。加えて、第1ダイ部のペグ及びマイクロパッドと、第2ダイ部の収容部及びマイクロパッドは、三次元半導体ダイ構造における第1ダイ部及び第2ダイ部の補足的な部位を形成する。]
[0033] ここで記載した半導体基板は、どのような半導体材料、またはガリウムヒ素、シリコンゲルマニウム、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)、ケイ素、単結晶シリコン、等のような材料の組み合わせ、及び上記の組み合わせでもよい。]
[0034] ここから、第1接触延出部を有するとともに、第1ダイの上側に第1高さだけ延びるペグを有する第1ダイと、前記第1接触延出部に連結する第2接触延出部を有するとともに、第2ダイの上側に第2高さだけ延びて前記ペグを囲む収容部を有する第2ダイであって、前記ペグは前記収容部を超えて延びる、第2ダイと、を備えるダイ・オン・ダイアセンブリが提供されることが十分に理解されるであろう。前記ペグは、前記第1ダイに近接する第1金属と、前記第1ダイから離れた前記ペグの端部上の第2金属と、を備えることができる。一実施形態において、前記第2金属は錫を含み、前記第1高さは前記第2高さよりも大きい。他の実施形態において、前記第2金属との界面での前記第1金属の面積は、144平方ミクロン未満である。他の実施形態によれば、前記第1高さと前記第2高さとの合計は、前記第1接触延出部の高さと前記第2接触延出部の高さとの合計を超える。]
[0035] さらなる実施形態において、前記収容部は、前記第2ダイから延びて拘束された移動の領域を画定する複数の要素を備え、前記ペグは拘束された移動の領域内にある。さらなる実施形態において、前記収容部は、前記第1ダイに対する前記第2ダイの移動を制限するためのものであり、よって前記第1外部接点は所定の許容範囲内において前記第2外部接点と整列する。さらなる実施形態において、前記第1ダイは第2ペグをさらに有し、前記第2ダイは、前記第2ダイの上側に第2高さだけ延びて前記第2ペグを囲む第2収容領域をさらに有する。]
[0036] 他の実施形態によれば、第1半導体ダイ上に第1外部接点を形成することと、前記第1外部接点上を含む前記第1半導体ダイ上に第1シード層を形成することと、前記第1シード層上に第1開口及び第2開口を有する第1フォトレジスト層を形成することであって、前記第1開口は前記第1外部接点の上方にあることと、前記第1開口に第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口にペグを形成するめっき工程を行なうことと、前記第1フォトレジスト層を除去することと、前記第1めっき接点及び前記ペグに近接する領域における前記第1シード層を除去することと、を備える。前記方法は、第2半導体ダイ上に第2外部接点を形成することと、前記第2外部接点上を含む前記第2半導体ダイ上に第2シード層を形成することと、前記第2シード層上に第3開口及びリング開口を有する第2フォトレジスト層を形成することであって、前記第3開口は前記第2外部接点の上方にあることと、前記第3開口に第2めっき接点を形成するとともに、前記第1半導体ダイと前記第2半導体ダイとの間の移動を拘束するのに有用な収容領域を画定するのに有用である収容部を前記リング開口に形成するめっき工程を行なうことと、前記第2フォトレジスト層を除去することと、前記第2めっき接点及び前記収容部に近接する領域における前記第2シード層を除去することと、をさらに備える。前記方法は、前記第1めっき接点が前記第2めっき接点に接触するとともに前記ペグが前記包含領域内に位置するように、前記第1半導体ダイを前記第2半導体ダイと接触するように配置すること、をさらに備える。]
[0037] 他の実施形態において、前記第1開口に前記第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口に前記ペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記ペグを前記第1めっき接点の高さよりも大きい高さに形成することによってさらに特徴付けられる。加えて、前記第1開口に前記第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口に前記ペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記第1開口に第1めっき部を形成し、前記第2開口に第1ペグ部を形成し、前記第1めっき部上に第1金属層を形成し、前記第1ペグ部上に第2金属層を形成することによってさらに特徴付けられる。さらに、前記第1開口に前記第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口に前記ペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記第1金属層及び前記第2金属層が錫を含むことによってさらに特徴付けられる。さらに、前記第1フォトレジスト層を形成する工程は、前記第1開口が前記第2開口の面積よりも大きい面積を有することによってさらに特徴付けられる。さらに、前記シード層を除去する工程は、前記ペグの幅を減少させて前記第1ペグ部の頂面が144平方ミクロン以下の面積を有するようにすることによってさらに特徴付けられる。]
[0038] さらなる実施形態によれば、前記第2フォトレジスト層を形成する工程は、前記リング開口が閉ループをなすように前記第2フォトレジスト層に配置された複数の開口を含むことによってさらに特徴付けられる。前記第3開口に第2めっき接点を形成するとともに収容部を前記リング開口に形成する前記めっき工程を行なう工程は、前記収容部を前記複数の開口に形成して、前記収容特徴が前記閉ループをなすように配置される複数の金属の要素を含むようにすることよってさらに特徴付けられる。]
[0039] 他の実施形態によれば、前記第1シード層上に第1フォトレジスト層を形成する工程は、前記第1フォトレジスト層が第5開口を有することによってさらに特徴付けられ、前記第1開口に第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口にペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記第5開口に第2ペグを形成することによってさらに特徴付けられ、前記第1めっき接点及び前記ペグに近接する領域における前記第1シード層を除去する工程は、前記第2ペグに近接する前記第1シード層も除去し、前記第2シード層上に第2フォトレジスト層を形成する工程は、前記第2フォトレジスト層が第2リング開口を有することによってさらに特徴付けられ、前記第3開口に第2めっき接点を形成するとともに収容部を前記リング開口に形成するめっき工程を行なう工程は、前記第1半導体ダイと前記第2半導体ダイとの間の移動を拘束するのに有用な第2包含領域を画定するのに有用である第2収容部を前記第2リング開口に形成することによってさらに特徴付けられ、前記第2めっき接点及び前記収容部に近接する領域における前記第2シード層を除去する工程は、前記第2収容部に近接する前記第2シード層を除去することによって特徴付けられ、前記第1半導体ダイを前記第2半導体ダイと接触するように配置する工程は、前記第2ペグを前記第2包含領域内に位置させることによってさらに特徴付けられる。]
[0040] 他の実施形態によれば、ダイ・オン・ダイアセンブリを形成する方法は、第1半導体ダイから延びる第1接触延出部を前記第1半導体ダイ上に形成するとともに前記第1半導体ダイ上に第1ペグ及び第2ペグを形成することと、第2接触延出部を第2半導体ダイ上に形成するとともに、第1包含領域を囲む第1収容部及び第2包含領域を囲む第2収容部を形成することと、前記第1接触延出部を前記第2接触延出部に接触するように配置し、前記第1ペグを前記第1包含領域に配置し、前記第2ペグを前記第2包含領域に配置することと、前記第1ペグを前記第1収容領域内に位置させ且つ前記第2ペグを前記第2収容領域内に位置させることによって前記第1及び第2接触延出部の横方向の移動を所定量に拘束した状態で、前記第1接触延出部と前記第2接触延出部とを共に熱圧着接合することと、を備える。さらなる実施形態において、前記第1接触延出部を形成する工程と前記第2接触延出部を形成する工程とのうちの少なくとも一つは、錫の被着及びアニールを行なうことによってさらに特徴付けられ、前記第1接触延出部の高さ及び前記第2接触延出部の高さの合計は前記第1ペグの高さ及び前記第1包含領域の高さの合計に満たない。]
[0041] 本発明を実施する装置はその大部分が当業者に公知の構成要素から構成されるものであるので、それらの具体的な詳細は、本発明の内在する概念の理解及び認識のため及び本発明の教示を曖昧にしないようにするためまたは逸脱しないようにするため、以上に例示されたような必要と考えられる内容よりも多くは説明されないであろう。]
[0042] 本明細書および特許請求の範囲に記載の「前」、「裏」、「上」、「底」、「〜上(〜上部)」、「〜下(〜下部)」などの用語は説明のために用いられており、必ずしも恒常的な相対位置を示すものではない。これらの用語は、本明細書に記載する本発明の実施形態が、たとえば、本明細書の記載または図示以外の配向において動作することが可能となるように、適切な状況においては置き換えられることを理解されたい。]
[0043] 本明細書においては特定の実施形態を参照して本発明について記載しているが、以下の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変形および変更がなされてもよい。例えば、第1ダイはペグと収容部との両方を含んでいてもよく、第2ダイは補足的に対応する収容部とペグとのうちの一つを含んでもよい。加えて、本開示の実施形態は、現在及び未来におけるいかなる技術世代においても用いられる三次元集積化に関して実施することができる。したがって、明細書および図面は限定ではなく例示の意味で捉えられるものであり、このような変形はすべて本発明の範囲内に含まれるものとする。本明細書に記載する特定の実施形態における利点、効果、および課題に対する解決策は、請求項のいずれかまたはすべてに記載の重要な、本質的な、または不可欠な特徴または要素として解釈されることを意図していない。]
[0044] 本明細書に記載の「結合」は、直接的結合または機械的結合に限定されることを意図していない。
また、本明細書に記載の「1つの」は、「1つ以上の」の意と定義される。特許請求の範囲における「少なくとも1つの(at least one)」および「1つ以上の(one or more)」などの前置句は、ある特定の請求項が「1つ以上の」または「少なくとも1つの」前置句と、「1つの(a,an)」などの不定冠詞とを含む場合であっても、不定冠詞「a,an」による別のクレーム要素の導入によって、そのような導入されたクレーム要素を含むその請求項が、そうした要素を1つしか含まない発明に限定されることを意味するものと解釈されるものではない。これは定冠詞の使用についても同様である。]
[0045] 特に明記しない限り、「第1(first)」および「第2(second)」は、このような語が修飾する要素同士を任意に区別するために用いられる。したがって、「第1」および「第2」は、必ずしもこのような要素の時間的な優先順位その他の優先順位を示すものではない。]
权利要求:

請求項1
第1接触延出部を有するとともに、第1ダイの上側に第1高さだけ延びるペグを有する第1ダイと、前記第1接触延出部に連結する第2接触延出部を有するとともに、第2ダイの上側に第2高さだけ延びて前記ペグを囲む収容部を有する第2ダイであって、前記ペグは前記収容部を超えて延びる、第2ダイと、を備えるダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項2
前記ペグは、前記第1ダイに近接する第1金属と、前記第1ダイから離れた前記ペグの端部上の第2金属と、を備える請求項1に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項3
前記第2金属は錫を含む請求項2に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項4
前記第1高さは前記第2高さよりも大きい請求項3に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項5
前記第2金属との界面での前記第1金属の面積は、144平方ミクロン未満である請求項4に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項6
前記第1高さと前記第2高さとの合計は、前記第1接触延出部の高さと前記第2接触延出部の高さとの合計を超える請求項1に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項7
前記収容部は、前記第2ダイから延びて拘束された移動の領域を画定する複数の要素を備え、前記ペグは拘束された移動の領域内にある請求項1に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項8
前記収容部は、前記第1ダイに対する前記第2ダイの移動を制限するためのものであり、よって前記第1外部接点は所定の許容範囲内において前記第2外部接点と整列する請求項1に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項9
前記第1ダイは第2ペグをさらに有し、前記第2ダイは、前記第2ダイの上側に第2高さだけ延びて前記第2ペグを囲む第2収容領域をさらに有する請求項1に記載のダイ・オン・ダイアセンブリ。
請求項10
ダイ・オン・ダイアセンブリを形成する方法であって、第1半導体ダイ上に第1外部接点を形成することと、前記第1外部接点上を含む前記第1半導体ダイ上に第1シード層を形成することと、前記第1シード層上に第1開口及び第2開口を有する第1フォトレジスト層を形成することであって、前記第1開口は前記第1外部接点の上方にあることと、前記第1開口に第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口にペグを形成するめっき工程を行なうことと、前記第1フォトレジスト層を除去することと、前記第1めっき接点及び前記ペグに近接する領域における前記第1シード層を除去することと、第2半導体ダイ上に第2外部接点を形成することと、前記第2外部接点上を含む前記第2半導体ダイ上に第2シード層を形成することと、前記第2シード層上に第3開口及びリング開口を有する第2フォトレジスト層を形成することであって、前記第3開口は前記第2外部接点の上方にあることと、前記第3開口に第2めっき接点を形成するとともに、前記第1半導体ダイと前記第2半導体ダイとの間の移動を拘束するのに有用な収容領域を画定するのに有用である収容部を前記リング開口に形成するめっき工程を行なうことと、前記第2フォトレジスト層を除去することと、前記第2めっき接点及び前記収容部に近接する領域における前記第2シード層を除去することと、前記第1めっき接点が前記第2めっき接点に接触するとともに前記ペグが前記包含領域内に位置するように、前記第1半導体ダイを前記第2半導体ダイと接触するように配置することと、を備える方法。
請求項11
前記第1開口に前記第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口に前記ペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記ペグを前記第1めっき接点の高さよりも大きい高さに形成することによってさらに特徴付けられる請求項10に記載の方法。
請求項12
前記第1開口に前記第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口に前記ペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記第1開口に第1めっき部を形成し、前記第2開口に第1ペグ部を形成し、前記第1めっき部上に第1金属層を形成し、前記第1ペグ部上に第2金属層を形成することによってさらに特徴付けられる請求項11に記載の方法。
請求項13
前記第1開口に前記第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口に前記ペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記第1金属層及び前記第2金属層が錫を含むことによってさらに特徴付けられる請求項12に記載の方法。
請求項14
前記第1フォトレジスト層を形成する工程は、前記第1開口が前記第2開口の面積よりも大きい面積を有することによってさらに特徴付けられる請求項13に記載の方法。
請求項15
前記シード層を除去する工程は、前記第2金属層の下方の前記ペグの部位の幅を減少させて前記第1ペグ部の頂面が144平方ミクロン以下の面積を有するようにすることによってさらに特徴付けられる請求項14に記載の方法。
請求項16
前記第2フォトレジスト層を形成する工程は、前記リング開口が閉ループをなすように前記第2フォトレジスト層に配置された複数の開口を含むことによってさらに特徴付けられる請求項10に記載の方法。
請求項17
前記第3開口に第2めっき接点を形成するとともに収容部を前記リング開口に形成する前記めっき工程を行なう工程は、前記収容部を前記複数の開口に形成して、前記収容特徴が前記閉ループをなすように配置される複数の金属の要素を含むようにすることよってさらに特徴付けられる請求項16に記載の方法。
請求項18
前記第1シード層上に第1フォトレジスト層を形成する工程は、前記第1フォトレジスト層が第5開口を有することによってさらに特徴付けられ、前記第1開口に第1めっき接点を形成するとともに前記第2開口にペグを形成するめっき工程を行なう工程は、前記第5開口に第2ペグを形成することによってさらに特徴付けられ、前記第1めっき接点及び前記ペグに近接する領域における前記第1シード層を除去する工程は、前記第2ペグに近接する前記第1シード層も除去し、前記第2シード層上に第2フォトレジスト層を形成する工程は、前記第2フォトレジスト層が第2リング開口を有することによってさらに特徴付けられ、前記第3開口に第2めっき接点を形成するとともに収容部を前記リング開口に形成するめっき工程を行なう工程は、前記第1半導体ダイと前記第2半導体ダイとの間の移動を拘束するのに有用な第2包含領域を画定するのに有用である第2収容部を前記第2リング開口に形成することによってさらに特徴付けられ、前記第2めっき接点及び前記収容部に近接する領域における前記第2シード層を除去する工程は、前記第2収容部に近接する前記第2シード層を除去することによって特徴付けられ、前記第1半導体ダイを前記第2半導体ダイと接触するように配置する工程は、前記第2ペグを前記第2包含領域内に位置させることによってさらに特徴付けられる、請求項9に記載の方法。
請求項19
ダイ・オン・ダイアセンブリを形成する方法であって、第1半導体ダイから延びる第1接触延出部を前記第1半導体ダイ上に形成するとともに前記第1半導体ダイ上に第1ペグ及び第2ペグを形成することと、第2接触延出部を第2半導体ダイ上に形成するとともに、第1包含領域を囲む第1収容部及び第2包含領域を囲む第2収容部を形成することと、前記第1接触延出部を前記第2接触延出部に接触するように配置し、前記第1ペグを前記第1包含領域に配置し、前記第2ペグを前記第2包含領域に配置することと、前記第1ペグを前記第1領域内に位置させ且つ前記第2ペグを前記第2領域内に位置させることによって前記第1及び第2接触延出部の横方向の移動を所定量に拘束した状態で、前記第1接触延出部と前記第2接触延出部とを共に熱圧着接合することと、を備える方法。
請求項20
前記第1接触延出部を形成する工程と前記第2接触延出部を形成する工程とのうちの少なくとも一つは、錫の被着及びアニールを行なうことによってさらに特徴付けられ、前記第1接触延出部の高さ及び前記第2接触延出部の高さの合計は前記第1ペグの高さ及び前記第1包含領域の高さの合計に満たない請求項19に記載の方法。
請求項21
前記第1接触延出部を形成する工程と前記第2接触延出部を形成する工程とのうちの少なくとも一つに引き続き、且つ前記第1接触延出部を前記第2接触延出部に接触するように配置する工程に先立って、前記第1半導体ダイ及び前記第2半導体ダイのうちの少なくとも一方の上に、有機接着剤及び仮接着剤のうちの少なくとも一方を付着することであって、前記有機接着剤及び前記仮接着剤のうちの少なくとも一方は、前記配置する工程に引き続いて且つ前記熱圧着接合する工程に先立って、前記第1半導体ダイと前記第2半導体ダイとの間の拘束の形態を提供すること、をさらに備える請求項19に記載の方法。
請求項22
さらに、前記有機接着剤及び前記仮接着剤のうちの少なくとも一方は前記第1半導体ダイと前記第2半導体ダイとの間に残り、よって熱圧着接合の工程の後に前記第1半導体ダイと前記第2半導体ダイとの間でアンダーフィルとして機能する請求項21に記載の方法。
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